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ドメインを新しく取得して引っ越しする作業工程

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ドメインを新しく取得して引っ越しする作業工程

mixhostサーバーを利用中で、現在のドメインから新規のドメインへ変更した際の作業工程をメモしています。
新規ドメインの取得に際して今回はGoogle Domainsを利用しています。

条件が合えば最初から最後まで、合わなければ部分的に、何か参考になるものが有れば良いなと思います。

目次

新規ドメインの取得から設定

新規ドメインの取得を行い、DNSの設定を行って利用できる状態にします。

STEP
ドメインを購入する

今回は先述の通りGoogle Domainsで新規ドメインを購入しました。

僕はドメインを複数持っているのですが、ドメインレジストラがバラバラで面倒なのでGoogle Domainsで一括管理出来るよう移行している為です。

レンタルサーバーの新規契約キャンペーンで、契約期間中はドメインが無料というものも結構見るので、それを選んでも良いのかなと思います。

参考

僕はmixhostを契約していて、こういった特典が利用できないか問い合わせたことが有るのですが、その時は以下の回答を頂きました。

・レンタルサーバーの現在の契約を延長しても適用はされない。
(まあそうですよね・・・)

・現契約とは別に新規契約し、データを自身で移行した後に現契約を解約すれば実質利用は可能。
(面倒くさいけど新規特典の料金割引も適用されるのでドメイン料も含めるとかなり安くつく)

STEP
ネームサーバー情報をコピペする

mixhostのネームサーバー情報をGoogle Domainsに入力してドメインとIPアドレスを紐付けます。

Google Domainsのマイドメインで対象のドメインの管理
Google Domains マイドメイン
DNSカスタムネームサーバーのネームサーバーの項目を記入する
保存のあとこれらの設定に切り替える
Google Domains DNS カスタムネームサーバー
参考

mixhostのネームサーバーは、マイページ内のマイサービスより確認できます。
利用されているサービスによって異なる場合があるので、自身の画面上でご確認ください。

mixhost ネームサーバー
カスタムネームサーバー(使用中)DNS設定はアクティブと表示されていればOK
Google Domains カスタムネームサーバー DNS
参考

Google Domainsデフォルトのネームサーバーを使用してAレコードとShared IP Addressでの接続も出来ました。
ただ、mixhostでは自前のネームサーバーを使用することを指定していることや、外部のネームサーバーにするとmixhostの無料独自SSL(cPanelのSSL/TLS Status)が設定できないなど一部の機能が制限されてしまったので、正規の方法でやる方が良いのかなと思いました。

ドメインレジストラ側の操作は以上です。お疲れ様でした。

新規ドメインへの移行

レンタルサーバー側で旧ドメイン内の情報を新規ドメイン内へ複製し、301リダイレクトを設定する流れです。

STEP
新規ドメインをレンタルサーバー側で追加する

mixhostのアドオンドメインドメインの追加をします。

mixhost アドオンドメイン ドメインの追加
参考

・新しいドメイン名
 wwwは不要です。
 日本語ドメインはPunycodeで入力する必要があるのでpunycode.jpで変換すると良いと思います。

・その他
 自動入力されるデフォルトのままでOKですが、ヘルプページは以下です。
 mixhost ヘルプ&サポート 独自ドメインの設定
 

STEP
SSL待ちになるので手っ取り早く手動でSSL化する

新規ドメインにすぐ接続すると以下のような画面になりますがmixhostは自動でSSL化してくれます。
ただ待機時間が発生してしまうことが多いので、手動でSSL証明書を発行させておくのも良いと思います。

mixhost ssl
SSL化がまだならこの画面
mixhost ssl 403
SSL化されていればこの画面

mixhostのSSL/TLS statusでRun AutoSSLをします。
SSL化が完了すると緑の鍵マークが表示され、上の403エラーへ変わります。

mixhost ssl/tls status run autossl
STEP
旧ドメイン内の情報を新規ドメイン内へ複製する

旧ドメインと新規ドメインでのレンタルサーバーは同じなので簡単に複製できます。

mixhostのWordPress Manager by Softaculousでコピー元サイトのタブを開いてClone
mixhost wordpress manager
Choose Installation URLでコピー先を指定して一番下のインフォメーションの複製
mixhost softaculous clone
参考

・データベース名
 そのままで良いと思います。

・サイト名
 変更したい場合は入力し、空欄の場合は元のサイト名になります。

STEP
画像が表示されない問題を解消する

STEP3で複製させたもののメディアライブラリ上や出力された画面上で画像が表示されていないと思います。
imagesフォルダの中身が移されておらずPermissionsも変わっているので、手動で移行させます。

clone images
imagesフォルダの中身
メディアライブラリ 表示されない
メディアライブラリ上の表示
新規ドメイン配下のimagesフォルダを選択して削除し、旧ドメイン配下のimagesフォルダを選択してコピーし、コピー先を新規ドメイン配下にする(削除する前の配置と同じになる)
images コピー
images コピー
参考

・コピー先のファイルパス
 基本的には/public_html/新しいドメイン名になるかと思います。
 左に表示されているツリーを参考にするなどで指定してください。

・コピーを終えると正しく表示されるようになっているかと思います。

もし表示されない場合にはプラグインのMediaSyncなどで画像を読み込みさせる
Media Sync メディアライブラリ
参考

・他にもBulk Media Registerなどのプラグインが有用だと思います。
 Media Syncはデータ数が多いとエラーが起きるかもなので好きなもので良いと思います。

・不要な画像を削除するMedia Cleanerなどのプラグインで掃除するのも良いかもしれません。
 ロゴ画像が削除対象になると思うので、確認やバックアップの作成はお忘れなく、です。

・いずれのプラグインも使用後は削除しても問題は無いかと思います。

STEP
旧サイトから新サイトへリダイレクトさせる

新規ドメイン側で問題が発生していないことを確認した後に行います。

mixhostのリダイレクトで旧ドメインと新規ドメインを指定して追加
mixhost リダイレクト
参考

種類は「永続(301)」
 「一時(302)」でテストしてからが一番良いとは思います。

https?://(www.)?は「旧ドメイン」

/は空欄
 リダイレクトさせたいディレクトリを指定する欄ですが、全てなので空欄です。

リダイレクト先は「https://の形式で新規ドメイン」

www. リダイレクトは「付きまたはなしでリダイレクト」

ワイルドカードリダイレクトは「チェック」

・設定後は旧ドメインからリダイレクトが正しく実行されるか確認します。
 トップページからはOK、個別記事ページからはNGになっていると思います。

個別記事ページからリダイレクトされない問題を解消する

mixhostのファイルマネージャーで旧ドメイン配下の.htaccessを選択して編集します。
末尾3行のRewriteCond~[R=301,L]を切り取って一番上へ挿入して変更の保存でOKです。

mixhost リダイレクト .htaccess
mixhost リダイレクト .htaccess
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^***\.***\.***$ [OR]
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^***\.***\.***\.***$
RewriteRule ^(.*)$ "https\:\/\/***\.***\.***\/$1" [R=301,L]
参考

・最初のリダイレクト設定でリダイレクト情報が.htaccessの末尾に追記されているのですが、mixhostのヘルプにもある通り一番上に記述する必要が有るので手動で修正します。

・リダイレクト情報が末尾に有ることで#BEGIN WordPress以下の処理の後に実行される等から、正しく実行されないという形です。

・.htaccessファイルはもしかすると複数あるかもしれませんが、先程のリダイレクト設定によって更新日時が近いものになっているので、そこで見当がつくかと思います。

・再度旧ドメインで動作確認をすると正しく実行されるようになったかと思います。

レンタルサーバー側の操作は以上です。お疲れ様でした。

引っ越し作業後の雑務

上記まで済ませた上で「新規サイトへ移行したことで何をしないといけないだろう」のリストです。
人それぞれでは有りますが今回の僕の場合ではどうだったかを書き出しました。

メールアドレスやログイン情報の修正

メールアドレスの新規作成とサイト上の情報の修正をしました。

各ASPの変更申請

新規ドメインでの変更申請をしました。
ここは自己完結せず日数が掛かる部分なので早い段階にやると良いと思いました。

Webサイトで実装している内容の修正

Cloneによって内部リンクなどは全て置き換わっていますが、それ以外の部分を修正しました。
今回はCronジョブ・reCAPTCHAサーチコンソールアナリティクスを触りました。

参考

・Cronジョブ
 自動化させているものが有れば有るのかなーと思います。
 そのままでも旧ドメインが生きてる間は動きますが他作業と一緒にやると忘れず良いのかなと思います。

・reCAPTCHA
 素直に新しく作っちゃえば良いかもです。

・サーチコンソール
 設定アドレス変更で引き継ぎできます。
 新しいサイトを選択プロパティを追加で新規ドメイン追加できます。

サーチコンソール アドレス変更
サーチコンソール アドレス変更

・アナリティクス (GA4を例にしています)
 管理プロパティ設定でプロパティ名を、データストリーム編集ボタンでウェブサイトのURLストリーム名を変更して引き継ぎできます。

アナリティクス 引き継ぎ
1_プロパティ名を更新
アナリティクス 引き継ぎ
3_データストリームを編集
アナリティクス 引き継ぎ
2_データストリームを選択
アナリティクス 引き継ぎ
4_URLと名称を更新
旧ドメインの自動延長を切る

リダイレクトを残すためにどこまで費用やユーザーへの配慮を掛けられるか、に依るとは思います。
Google(2021)曰く「少なくとも1年、ユーザーの為には出来る限り」とのことなので、準じて1年としました。

参考

・「少なくとも1年」は、リダイレクトを削除したとしてもクローラーは新しいサイトマップを参照するため。
 「出来る限り」は、リダイレクトを削除してしまうと外部サイトからのリンクが切れてしまうため。

・Twitter│GoogleのGary-san
https://twitter.com/methode/status/1417920011071537153

・Google検索セントラル│URL の変更を伴うサイト移転
https://developers.google.com/search/docs/advanced/crawling/site-move-with-url-changes

ざっくり以上の内容でした。
設定等お疲れ様でした!

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