
NoxPlayerとBlueStacksを使ってAndroid用ゲームをPCで遊んでみました。
PCゲームと一緒に同じ画面で遊べるし、大画面で楽しめるので快適でした。
NoxPlayerとBlueStacksとは?
どちらもAndroidエミュレータで、PC上でAndroidを擬似的に動かすことが出来ます。
PCゲームと同時にする際、デバイスを切り替えなくて良く大画面で操作できるのがメリットです。
何が出来るの?
- PCでAndroidアプリを使ったり開発したり出来ます。
- PCでAndroidからのWebページの見え方を確認出来ます。
- ゲーマー視点だとPCでスマホゲームが大画面で遊べます。
何が違うの?
- NoxPlayerはRoot化出来てマクロも使えるので色々出来ます。
- BlueStacksはグレーな機能は敢えて実装しておらずシンプルです。
- ゲームやAndroidのバージョンで互換性などの相性が有ります。
Androidエミュレータって使って良いの?
- Androidは、オープンソースでアプリのDLもGoogle Playから行うので合法です。
- 合法では有るものの安全かどうかは、利用するエミュレータ次第です。
- ゲーム(アプリ)によっては利用規約で禁止している場合も有ります。
どっちがオススメ?(個人的感想)
- 互換性や再現性に違いが有るので、両方DLして試してみる・使い分ける、が良いと思います。
- その上で機能に差があるので、コアゲーマーはNoxPlayer、ライトゲーマーはBlueStacksと思います。
- 僕の場合は常用するならBlueStacks、再現性や使いたい機能が有る際にNoxPlayerにします。
NoxPlayerとは?
WindowsとMacで使える無料のAndroidエミュレータです。
- 広告収益で運営されているので、ウインドウ下のドック部分に広告が表示されます。
- 東京ゲームショウ2018、2019にも出展されていて、すごく有名だと思います。
- 初期設定がほぼ不要で簡単にインストールして使えます。
- マルチインスタンス機能で複数のゲームやアプリを同時に利用できます。
- 仮想位置情報の機能で、任意の位置情報に変更することが出来ます。
- 中国製のソフトですが日本語にデフォルトで対応しているので操作が簡単です。
- Root化出来てマクロも使えます。

NoxPlayerの導入方法


導入は以上です。
- こんな感じの画面になると思います。

NoxPlayerの使い方
Googleアカウントへのログイン
いずれもApp Centerから行います。





以上です。
アプリのインストール



スマホ実機での流れと同じです。




以上です。
NoxPlayerの設定方法(1)
システム設定
上部のメニューの歯車からシステム設定が開けます。左の服のマークからはテーマの変更が出来ます。
基本設定

- Root起動に✓でデフォルトアプリの停止やセーブデータの削除などが出来ます。
デフォルトアプリの停止で、広告の非表示や任意のランチャーが使えます。
セーブデータの削除でクライアントデータの再DLをせずリセマラが出来ます。
性能設定

- 機能設定で、エミュレータのCPUコア数を変更出来ます。
エミュ側の挙動が重い場合に設定を引き上げると良いです。(その分PC側の負荷が高くなります) - 解像度の設定で、タブレット/携帯電話/カスタムから任意の画面のサイズが選べます。
画面設定

- 下側仮想キーでスマホでよく見る仮想キーが表示されます。

ゲーム設定

- フレームで、フレームレートを変更出来ます。
基本的に60FPSは欲しいなと思います。 - マウス加速で、マウス加速度の設定が出来ます。
FPS等の場合は特に無効が良いと思います。
機種やネット

- 携帯型番で、機種を変更出来ます。
Google Playで「お使いの端末には対応していません」となる場合に変更すると使える場合が有ります。
データ関連

- クリーンアップとバックアップが出来ます。
蓄積した不要なファイルの掃除は適宜実行すると良いと思います。
ショートカット

- ショートカットキーの割当が出来ます。
ショートカットキーが使えるのもエミュレータの良いところですよね。
ツールバー
仮想キー

- 仮想キーで、任意の機能のキー割り当てボタンが作れます。
ゲームによっては不正行為になる場合も有るので注意が必要です。
フォルダ

- フォルダで、PCとNoxPlayerとの間でファイル共有が出来ます。
画面内にドラッグするか、共有フォルダに入れます。

インストール

- インストールで、Androidファイル(.apk)が直接インストールできます。
基本的にはあまり使う機会は無いと思います。
マルチプレイ

- マルチプレイで、エミュレータの同時起動ができます。
同時にAとBのゲームを起動してプレイできる、という機能です。
クリーンアップ

- クリーンアップで、タスクを1クリックで閉じることが出来ます。
スマホでも同じこと出来ますよね。
シェイク

- シェイクで、画面を揺らすことが出来ます。
アプリ側で対応する機能が有ればキャラクターがアニメーションをします。
仮想位置

- 仮想位置で、位置情報を任意の場所に変更できます。
不正行為になりうるので対策されている場合が多いです。ツイッターとかなら?
二指操作

- 二指操作で、スマホ特有のピンチイン/アウトが出来ます。
ホイールクリックやCTRL+ホイール/ダブルクリックでも出来ます。
スクリプト

- スクリプトでマクロの設定が出来ます。
ゲームによっては禁止されているので注意が必要です。
NoxPlayerの設定方法(2)

こちらを参考に、デフォルトのブラウザとランチャーを削除します。詳細は見て頂いた方が早いと思います。
NoxPlayerはGDPRに準拠しているそうだし、扱っていても匿名のトラフィックデータだろうと思いましたけど、パフォーマンスも上がるそうなので。
また、当該ファイルは削除でなくリネームで停止させてファイル自体は残しておく方が復帰する際などに便利だと思います。(何か有ったらクライアント入れ直すので僕は削除しました)











- launcher_2.7.8_en_signed.apk

- browser.apk



設定は以上です。
- こんな感じでスッキリしました。

BlueStacksとは?
WindowsとMacで使える無料でも使えるAndroidエミュレータです。
- 広告収益で運営されているので、しばらくプレイすると指定のスポンサーアプリをインストールして無料で使うか月額課金のプレミアム会員になる必要が有ります。
- セキュリティソフトで有名なマカフィーでCTOだった方が設立されたアメリカ企業のソフトウェアです。
- DMMGAMESと業務提携、intelやAMDなど有名な企業が株主になっているなど安心して使えると思います。
- 初期設定がほぼ不要で簡単にインストールして使えます。
- Root化などグレーな機能は敢えて実装されていません。

BlueStacksの導入方法


導入は以上です。
- こんな感じの画面になると思います。

BlueStacksの使い方
Googleアカウントへのログイン
いずれもGoogle Play ストアから行います。


以上です。
アプリのインストール
いずれも最後はGoogle Play ストアに繋がるのでどちらも同じです。



BlueStacksのアプリ直リンク
































































以上です。
BlueStacksの設定方法
環境設定
上部のメニューか右側のサイドバーから環境設定が開けます。

ディスプレイ

- 解像度とDPIを変更してより鮮やかな画質で表示できます。
Noxとは異なり、解像度を変更すると画面のサイズは変わらずピクセルの密度が高くなるだけなので、小さい画面で設置したいけど高画質で遊びたい!という場合に良いです。
エンジン

- 通常はOpenGLで、動作が重い場合はDirectXを選ぶと良いと思います。
OpenGLは3D空間の表現性が良いけど重い、DirectXは表現性より高速で軽いというイメージだし公式ブログでもそのように説明されているので大体合っていると思います。
環境などの条件でも変わるかもしれないので何か有れば変更すると良いと思います。 - 上位グラフィックエンジンモードは、PC性能に問題が無さそうなら有効にすると思います。
アプリの中には必要とする場合が有ったり、アプリのクラッシュやちらつき、歪みなどの互換性の問題がある場合に有効にすることで解決することが有ります。 - ASTCテクスチャはハードウェア・デコーディングを有効にすると良いと思います。
GPU性能をレンダリングなどに割り当ててロード時間やレンダリングなどのパフォーマンスが上がります。GPUがサポートしていない場合にソフトウェアやカクつく際に無効にすると良いです。 - ABI設定はオートで良いと思います。
再現性が怪しい際に切り替えると良いそうです。
通知

環境設定

ユーザーデータ

- 適宜思い出したらクリーンアップすると良いと思います。
詳細設定

- アプリの挙動が怪しい場合にデバイスプロファイルを切り替えると良いと思います。
Xperia XZで大抵問題ないと思うけどGoogle Pixel XLがオススメと言うのも聞きます。
ショートカットキー

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