ゲームの世界設定や本編で語られないサイドストーリー集へのリンクをまとめています。
- 「黎明秘話」はパッチ5.5まで、「漆黒秘話」はパッチ5.3まで、「紅蓮秘話」はパッチ4.0まで、「蒼天秘話」はパッチ3.3までに実装されたメインシナリオのネタバレを含むため、まだメインシナリオをすべて見ていない方はご注意ください。
目次
THE GRAND COMPANIES OF EORZEA
フリーカンパニーとは?
フリーカンパニーとは|FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
エオルゼア都市軍事同盟に参加する三都市のグランドカンパニーが、
戦力を結集した「エオルゼア同盟軍」は、カルテノーの戦いで大きな被害を被った。
帝国軍との戦いもさることながら、ダラガブ落下と蛮神バハムートの出現による被害は甚大であり、多くの戦死者、行方不明者を出したのである。
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ガレマール帝国の脅威
ガレマール帝国の脅威 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
アルデナード小大陸が属す西州を除き、世界最大の大陸「三大州」をほぼ掌中に収めている帝政国家。半世紀前まで北州イルサバード大陸の辺境国に過ぎなかったが、
技術革新と卓越した軍才を有す若き将(現皇帝)の出現により、
一躍、ハイデリンに覇を唱える強国へと躍進を遂げた。
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黒渦団
黒渦団 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
これまで各艦隊や商船団の自由意思に委ねられていた航海計画を制限し、それらを直接指揮する旗艦艦隊を創設せんとするグランドカンパニー構想。
同時に古の強力な主張である「都督」の地位を復活。提督権限を大幅に拡大し、全商船に号令できる強力な指導力を取り戻した。
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双蛇党
双蛇党 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
これまで預言者として奥深い森で神事に励んでいた大神官姉弟の長女、カヌ・エ・センナが親政を開始。その強力なカリスマ性によって軍民をまとめ、国難を乗り切らんとするグランドカンパニー構想。震災後の困難な状況にあって、人心のよりどころとなった政治的手腕は評価されるが、彼女の軍事的手腕には疑問を呈する向きもあり・・・。
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不滅隊
不滅隊|FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
王宮を守る「銀冑団」の形骸化に伴い、これまで傭兵一辺倒であった軍制を改革。かつて近隣諸国を震え上がらせたウルダハ黄金時代の親衛隊「不滅隊」を復活させ、官民の教導部隊として軍の中心に据えんとするグランドカンパニー構想。しかし、王女の復権をも意味するこの構想には、財界を牛耳る砂蠍衆共和派が抵抗を示している。
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第七霊災回顧録
かつて世界を大きく揺るがした第七霊災は、エオルゼアに何をもたらしたのだろうか…
さまざまなキャラクターたちが、全5回にわたって第七霊災を振り返ります。
第七霊災回顧録① 「栄光のヴィクトリー号」
第七霊災回顧録① 「栄光のヴィクトリー号」 | FINAL FANTASY XIV
「黒渦団全軍に通達。現時点をもって、すべての命令を無効とする。
全隊、各個の判断で撤退せよ!」苦渋の決断であった。
海の都「リムサ・ロミンサ」のグランドカンパニー「黒渦団」を率いる女提督、メルウィブ・ブルーフィスウィンは、カルテノー平原からの撤退を決意した。
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第七霊災回顧録② 「女王陛下と7人のララフェル」
第七霊災回顧録② 「女王陛下と7人のララフェル」 | FINAL FANTASY XIV
ウルダハ王宮のテラスから不滅隊の将兵を見送ったのは、すでに数日前のことだ。
死を司る神の名を冠した「ザル大門」をくぐることで、一度「死」を経験し、戦場での死を避けるという古来からの願掛けに従い、部隊は東の主門から出陣していった。
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第七霊災回顧録③ 「去りし友、来たりし友」
第七霊災回顧録③ 「去りし友、来たりし友」 | FINAL FANTASY XIV
カルテノーの戦いは、無数の死傷者を出して終結した。
月の衛星「ダラガブ」の破片が無数に降り注いだ平原は、無残に荒れ果て、まるで「七獄」が地上に現れたかのような様相を見せている。「カヌ・エさま! 生存者です!」その呼び声を聞き、カヌ・エ・センナは振り返った。
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第七霊災回顧録④ 「彼女の15年」
第七霊災回顧録④ 「彼女の15年」 | FINAL FANTASY XIV
最初に彼と出会ったのは、12歳のときだった。
彼の年齢は17歳。その差はたったの5歳ではあったけれど、まだ幼かった少女アシリアにとって、その若者、サンクレッドは随分と大人びて見えたものだ。第六星暦1562年、アシリアは、帝国軍の二重スパイであった父親に連れられて、砂の都「ウルダハ」へとやって来た。
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第七霊災回顧録⑤ 「ふたつの船出」
第七霊災回顧録⑤ 「ふたつの船出」 | FINAL FANTASY XIV
帆を張った船はゆっくりと滑り出し、港から離れつつあった。
アルフィノとアリゼーは岸壁に立ち、去りゆく船を父フルシュノと共に見送っていた。出港した船には、敬愛して止まない祖父ルイゾワ・ルヴェユールが乗っている。「出港してしまったね……」次第に小さくなっていく船を見つめたまま、兄であるアルフィノがつぶやいた。
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蒼天秘話
「蒼天秘話」はパッチ3.3までに実装されたメインシナリオのネタバレを含むため、まだメインシナリオをすべて見ていない方はご注意ください。
蒼天秘話①「友と竜と」
蒼天秘話①「友と竜と」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
早朝の雨で湿った干し草の山が、白い煙を吐き出しながら燃えている。
何度となく煙を吸い込み、その度にむせ返りながらも、少年は必死に走り続けた。無事でいてくれと念じながら。だが、その想いはあえなく打ち砕かれた。ようやく辿り着いた自宅の庭先で、両親の焼けただれた亡骸を見つけたからだ。
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蒼天秘話②「氷の女神」
蒼天秘話②「氷の女神」| FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
手にした淡い水色のクリスタルを、イゼルは強く握りしめていた。
敵対者として出会った光の戦士と「暁」の少年、そして、決して相容れることのないと思っていた蒼の竜騎士……奇妙な組み合わせの同行者たちとの旅は、ここドラヴァニア雲海の「白亜の宮殿」で終わりを告げた。
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蒼天秘話③「銀剣のオルシュファン」
蒼天秘話③「銀剣のオルシュファン」| FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
皇都「イシュガルド」がよく見える場所に置かれた碑石に、いつの間にか盾が立て掛けられていた。
黒地に赤の一角獣……フォルタン家の紋章が描かれたそれには、大きな穴が穿たれている。紛れもなく、その盾が彼の物であることの証だ。かけがえのない友を失った悲しみがぶり返し、フランセルの心は軋みを上げた。
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蒼天秘話④「女王陛下の二度目の宣誓」
蒼天秘話④「女王陛下の二度目の宣誓」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
事の顛末を聞いたのは、目覚めて三日後のことだった。
幼い頃から警護役としてナナモを守り、引退した今でも何かと世話を焼いてくれる元近衛騎士のパパシャンから、一連の事件についての報告を受けたのである。
まさに衝撃の連続だった。
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蒼天秘話⑤「最後の蒼天騎士」
蒼天秘話⑤「最後の蒼天騎士」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
蒼天騎士団総長ヴァンドロー・ド・ルーシュマンドは苦悩していた。
齢65歳、肉体の衰えを実感することが増え、騎士としての生活に限界を感じて久しい。だが、目下の悩みは、そのような些末なことではなかった。教皇を守護する蒼天騎士となり、既に40年以上が経過しているが、初めて守るべき対象に疑念を抱いてしまったのだ。
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蒼天秘話⑥「花言葉」
蒼天秘話⑥「花言葉」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
「蒼の竜騎士が、ジャンプで果実採りとは……。
……いったい俺は、こんなところで何をやっているんだ。」
確かそんな独り言だったように思う。その時の場面を思い出してアルフィノ・ルヴェユールは吹き出してしまった。フォルタン伯爵邸に用意されたアルフィノの私室だった。
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蒼天秘話⑦「荒野を往く少女」
蒼天秘話⑦「荒野を往く少女」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
アリゼー・ルヴェユールにとって、「お祖父様の孫であること」は誇りである。
お祖父様……すなわち、第七霊災からエオルゼアを救った賢人ルイゾワは、シャーレアンでも歴史のある、名門ルヴェユール家が輩出した知恵者だ。
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蒼天秘話⑧「その旅路の始まり」
蒼天秘話⑧「その旅路の始まり」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
私は、フォルタン家の使用人である。
勤続年数はそろそろ5年。新人たちには、それなりに良い先輩として慕われていると思う。
しかし我が主たちにとっては、依然、名前までは覚えていない程度の存在だ。フォルタン家の使用人といえば、優に100名を超えているのだから仕方ない。
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紅蓮秘話
「紅蓮秘話」はパッチ4.0までに実装されたメインシナリオのネタバレを含むため、まだメインシナリオをすべて見ていない方はご注意ください。
紅蓮秘話①「紅き衣の友」
紅蓮秘話①「紅き衣の友」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
「また、ひとつの部隊が壊滅したか……」ラールガーズリーチを根拠地とする部隊の指揮官、コンラッド老がため息交じりにつぶやいた。イーストエンド混交林を根城にしていたアラミゴ解放軍の有力部隊が、帝国軍の奇襲を受けたとの報告を聞いてのことである。
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紅蓮秘話②「とある午後の茶話」
紅蓮秘話②「とある午後の茶話」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
――アラミゴの奪還をかけた、あの空中庭園での決戦から、幾らかの時が経った。
蒼茫たるロータノ海と、晴れ渡った青空に挟まれた海都リムサ・ロミンサ……その街を構成する岩礁のひとつに、見晴らしのいいカフェがある。
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紅蓮秘話③「小さな賭けの勝者」
紅蓮秘話③「小さな賭けの勝者」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
ギラバニア湖畔地帯の冷めた風に乗せて、兵の誰かが口ずさむ歌が聞こえてきた。「賭けに勝てりゃ この箱 金庫。賭けに負けりゃ この箱 棺」ひと昔前に砂の都「ウルダハ」で流行った大衆歌の一節である。一攫千金を夢見て、大箱を引きずりながらウルダハを目指す、陽気な男を描いた歌だ。
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紅蓮秘話④「月とともに眠る前に」
紅蓮秘話④「月とともに眠る前に」| FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
さて、今宵の物語をはじめましょう。
はじまりの父と母が創られてから、いくつもの季節が廻ったころ。
そして、今となっては昔の昔。
この輝ける草原に暮らしていた、あるアウラ族のお話です。いかついテール山脈を下り、川カールとともに進んだ先に、アジム・カートという湖があります。
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紅蓮秘話⑤「一夜に咲いた艶花」
紅蓮秘話⑤「一夜に咲いた艶花」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
ガレマール帝国属州ドマ――
この地で遊女を生業とする女ヨツユは、時のドマ総督による命を受け、ある料亭の座敷で、「標的」に酒をついでいた。(まったく、面倒な任務を受けちまったものだよ……。
戦いしか能のない男なんて、簡単に落とせると踏んでいたんだがね)
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紅蓮秘話⑥「蒼を捨てた竜騎士」
紅蓮秘話⑥「蒼を捨てた竜騎士」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
古の遺跡に吹く風は、黄金の輝きを帯びているように感じられた。
魔力を乗せた咆哮を発し、竜詩を紡ぐことを何よりも好んだというかの天竜……詩竜ラタトスクの棲処であったからだろうか。今や竜たちの言葉で「悲しみの詫び言」を意味する「ソール・カイ」と呼ばれる天上の宮殿は、千年の時を経てなお、清涼な魔力で満ちていた。
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紅蓮秘話⑦「罪人の戦」
紅蓮秘話⑦「罪人の戦」| FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
荒野を駆ける軍用チョコボキャリッジの荷台は、嫌な緊張感に包まれていた。
片側の座席に陣取るのは、不滅隊に新設されたばかりの対蛮神戦を主任務とする特務隊の面々だ。
逆側の座席には、協力関係にある組織から送り込まれた者たちが座る。
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紅蓮秘話⑧「少年たちの魔導展」
紅蓮秘話⑧「少年たちの魔導展」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
帝国歴33年の冬は例年以上に寒さが厳しく、その日もまた帝都は雪のヴェールに包まれていた。そんな一面の銀世界を、黒い制服に身を包んだひとりの少年が駆けてゆく。「よし、一番乗り!」雪と同じ白銀の髪を持つ少年は、重厚な石階段を一段飛びで駆け上ると魔導院付属中央図書館の正面玄関に立った。
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漆黒秘話
「漆黒秘話」はパッチ5.3までに実装されたメインシナリオのネタバレを含むため、まだメインシナリオをすべて見ていない方はご注意ください。
漆黒秘話①「その名に願いを」
漆黒秘話①「その名に願いを」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
ここ、リムサ・ロミンサにおいては、後ろ暗い奴こそ白を纏う。それが一番、街並みに溶け込むからだ。白い髪を持つお前は、生まれながらに悪党向きってわけだな――
まだあどけなさの残る、幼いサンクレッドの髪をひっつかんで、男は吐き捨てるようにそう言った。両者の間に血の繋がりはない。
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漆黒秘話②「黒き歴史の欺瞞」
漆黒秘話②「黒き歴史の欺瞞」| FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
クガネ最大の酒場である「潮風亭」の一角で、奇妙な組み合わせのふたりが呑んでいた。「素直じゃないなぁ。さっさと認めなよ、僕を連れてきて正解だったって」もう何度目になるかわからない連れの言葉に、うんざりとしながら男はツマミに手を伸ばす。イカを天日干ししたもので、「スルメ」というらしい。
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漆黒秘話③「第八霊災叙事録」
漆黒秘話③「第八霊災叙事録」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
ワタシは記録する。
ヒトが「第八霊災」と呼んだこの時間を、記録する。
シド・ガーロンドによる証言を要約すると、彼が遭遇した事の発端は、次の通りである。ガレマール帝国属州となっていたドマとアラミゴが、ときの総督を打ち倒して再独立。
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漆黒秘話④「記憶されざる掌編」
漆黒秘話④「記憶されざる掌編」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
遠い遠い昔。
まだ祈りを捧げられる神はなく、人が神であったころ。ひとつの星は、ひとつきりの世界を営み、それと重なるようにして「命」が揺蕩う領域があった。エーテル界と呼ばれるその領域は、時代によって様々な異名をとる。
彼らの時代においても、また同様に――
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漆黒秘話⑤「栄光の落日」
漆黒秘話⑤「栄光の落日」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
これはまだ、ノルヴラントの天に停滞の光が満ちる前のこと。
高窓から差し込む月光の下で、熱心にフラスコを覗き込む者がいた。この国、フッブート王国の主要民族であるドラン族でもガルジェント族でもない。ン・モゥ族の若者、ベーク=ラグだ。
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漆黒秘話⑥「ヴォレクドルフの午睡」
漆黒秘話 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
古き血が目覚めた先祖返りは、種の寿命を大きく超える。
そうは言っても長く生きれば、老いもしよう。目はかすむし、翼は萎える。
ヴォレクドルフの聡きアマロたちを束ねるセトも、齢は百をとうに過ぎた身であるから、最近は特にまどろむ時間が増えてきた。
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漆黒秘話⑦「終幕を捧ぐ」
漆黒秘話⑦「終幕を捧ぐ」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
エメトセルク、と私を呼ぶ声が議事堂のエントランスに響いた。
聞いてしまったからには仕方がない。退館しようと入口に向かっていた足を止め、振り返る。
小走りでこちらにやってきた声の主は、予想に違わず、白いローブを纏ったやや小柄な青年だった。
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漆黒秘話⑧「序幕に謳う」
漆黒秘話⑧「序幕に謳う」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
歴史というものを見渡してみると、その節目には、必ずと言っていいほど人の名前が記されている。戦いを制し、国を打ち立てた誰か。歴史的な発見をした誰か。迫りくる困難から民衆を救った誰か――そんな、夜空を点々と照らす星のような人々を、偉人とか、天才とか、英雄などと呼ぶのだろう。
俺は英雄ではない。
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黎明秘話
「黎明秘話」はパッチ5.5までに実装されたメインシナリオのネタバレを含むため、まだメインシナリオをすべて見ていない方はご注意ください。
黎明秘話①「傷を知る者」
黎明秘話①「傷を知る者」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
ある晴れた日のドマ町人地。
栗斎塾からの帰り道だろうか。数人の子どもたちが空き地で大声を張り上げていた。
何気ない日常の風景。しかし、そこから剣呑な言葉が飛び出したものだから、ユウギリはふと足を止め、聞き耳を立てた。「あれは、帝国の将軍に斬られた傷だぞ!」
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黎明秘話②「メルウィブの罪」
黎明秘話②「メルウィブの罪」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
ウ・ガマロ武装鉱山で行われた和平交渉が成功裏に終わり、長年対立してきたリムサ・ロミンサとコボルド族の間に和議が結ばれた。
その大事を成し遂げ、提督室へと戻ってきたメルウィブ・ブルーフィスウィンは、愛銃の手入れをしながら、ふと初めてこの二丁の銃を撃ったときのことを思い返した。遡ること第六星暦1562年。
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黎明秘話③「茜の空に華と散る」
黎明秘話③「茜の空に華と散る」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
父の死から数日――
フォルドラはただ、どこかへ逃げだしたいという思いに駆られていた。
母はあの日以来、ずっと泣き続けている。そんな母の前では、涙を流すことさえ憚られた。同胞からも帝国人からも蔑まれ、心は徐々に磨り減っていく。
生きる理由が、わからなくなっていた。
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黎明秘話④「心ひらいて」
黎明秘話④「心ひらいて」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
第六星暦1572年。森都グリダニアは、度重なる難事に見舞われていた。
ガレマール帝国が、エオルゼア諸国に対する再侵攻の気配を漂わせ始めると、アラミゴからの難民が黒衣こくえの森もりに流入する事例が増加。
さらに、難民対処のため警護が手薄になった隙を狙って、イクサル族の侵入が頻発する。
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黎明秘話⑤「空席の玉座」
黎明秘話⑤「空席の玉座」| FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
イシュガルド教皇庁、謁見の間。
その最奥に据えられた教皇の玉座につく者は、もういない。
ひとりの冒険者が千年に亘った竜詩戦争を終結へと導いたのち、イシュガルドの政治は教皇の神権政治から、貴族院と庶民院の二院による共和制へと移行した。
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関連書籍
FINAL FANTASY XIV 光の回顧録 Chronicles of Light
これは、ある冒険者がまとめた一冊の書。そこに綴られていたのは、かの英雄にまつわる人々が紡いだ、25編の物語だった――Lodestone(公式サイト) で公開された「第七霊災回顧録」、「蒼天秘話」、「紅蓮秘話」に、開発チームによる書き下ろし4編を加えた、全25編を収録した『ファイナルファンタジーXIV』初の公式短編集。書き下ろしは、ゼノスの過去を描いた「その掌が血に染まるまで」、タタルとハンコックの奮闘を描いた「クガネ遊戯」、ヒエンとドマの再起にまつわる「想ひ染む」、そしてゴウセツのその後を描いた「最後の死場」 の4編。表紙イラスト、挿絵(1話につき1点)は板鼻利幸氏による描き下ろし。
ポチップ Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~
エオルゼアの理、歴史、国や文化、土地、人物、魔物などの詳細を全八章、304ページにわたってまとめた珠玉の一冊。
開発チームみずから筆を取り書き上げた『ファイナルファンタジー XIV』唯一の世界設定本!
第一章:世界…エーテル、クリスタルといった理、信仰や神話、地理など、エオルゼアという世界について
第二章:歴史…エオルゼアの歴史を第一霊災から竜詩戦争まで振り返る
第三章:種族…ヒューランやララフェルなど、エオルゼアに生きる主要六種族の歴史や文化を解き明かす
第四章:都市国家と地域…主だった国々の成り立ち、文化、組織、関連する人々、そして各地域を紹介
第五章:組織と人物…それぞれの志や目的によって作られた組織と、そこに属す人物たちについて
第六章:ジョブ…冒険者たちが修得する戦闘技術について、成り立ちや技能、装備、人物などを解説
第七章:獣人と蛮神…アマルジャ族などの獣人たちの文化・風習に加え、彼らが呼び出す蛮神も扱う
第八章:エオルゼア博物誌…エオルゼアに生息する様々な獣や魔物、妖異を種別ごとに分類して掲載
執筆:ファイナルファンタジーXIV 開発チーム 織田万里、Michael-Christopher Koji Fox、石川夏子
監修:ファイナルファンタジーXIV プロデューサー兼ディレクター 吉田直樹
ポチップ Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~ Volume II
1冊目では語り切れなかったエオルゼアを含む三大州の文化、風習、新たに判明した東方の地理や人物、種族などについて、再び開発チームが全八章、304ページを書き下ろした『ファイナルファンタジーXIV』の世界設定本第二弾、発売決定!
第一章:世界…東方地域やエオルゼアの特殊な文化、信仰、言語などを語る
第二章:歴史…紡がれ続ける歴史、アラミゴとドマがガレマール帝国支配から解放される様を振り返る
第三章:都市国家と地域…アラミゴ、ギラバニア地方、および東方の国や地域を紹介する
第四章:組織と人物…冒険の中で出会った人々と、彼らが属す組織について
第五章:三大州紀行録…三大州の各地に存在する秘境、遺跡を探索
第六章:ジョブと武具…冒険者たちが新たに修得した戦闘技術と、彼らが愛用する武器と防具に注目
第七章:獣人と蛮神…コウジン族など主に東方に生きる獣人たちと、彼らが呼び出す蛮神について
第八章:三大州博物誌…魔物のほか、家畜や伝承上の生き物など人と獣にまつわる文化・風習も解説
執筆:ファイナルファンタジーXIV 開発チーム 織田万里、Michael-Christopher Koji Fox、石川夏子
監修:ファイナルファンタジーXIV プロデューサー兼ディレクター 吉田直樹
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